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“変化が激しく不確実で複雑な時代”に立たされている私たち

“心理的ストレス”を抱える人たちが増加している時代

2020年3月、新型コロナウイルス感染症拡大により、人々の生活は大きく変化しました。

人の交流の減少、在宅勤務の増加をはじめとした生活様式の変化、価値観の多様化。さらには、日本経済の停滞や様々な社会問題、先行きの見えない不安や孤独感、悩みなどから心理的な問題が顕著になってきています。

不安感や心理的ストレスを抱える人が増加したことで、精神科やカウンセリングを受ける人が近年増加傾向にあります。

また、価値観の多様化により新しいライフスタイルを求める人々が増えています。

図1より、仕事や生活などにおいて、このような先行きの見えない将来への不安や、自分の生き方に疑問視すること、不安感などにより、心理的なストレス(メンタルに不調)を抱える人が近年増加傾向であることが見て取れます。

 

 また、年齢別で見ると、図2より、35~65歳の患者数がもっとも多く、0~14歳の患者数がもっと少ないことがわかります。仕事や家庭生活といった要因が推察できます。

 

“変化が激しく不確実で複雑な時代”に立たされている私たち

昨今の私たちは、新型コロナウイルス、ウクライナ情勢の影響による不確定な要素をはじめとして、グローバル化、ICT技術やAI技術の発達、デフレ・物価高による消費の停滞、価値観の多様化、独身世帯の増加、格差拡大など、“変化が激しく不確実で複雑な時代”(VUCA)に立たされています。

 

 

一方で、政府の経済政策や支援策などにより、少しずつ景気回復の兆しが見え始めているとも言われています。

しかし、近年の円安、原材料の高騰による物価高により、個人消費が停滞し企業業績の悪化が懸念されています。

さらにいえば、そもそも経済回復には時間がかかるとされているため、国民の心理的な不安感は今後も続く可能性が考えられます。