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神秘的なものに惹かれる、すがりたくなる状況や背景

 私たちは深刻な悩みや不安、恐怖などに直面したときに、普段は信じていない科学では説明のつかない非日常性や神秘的なものにすがりたくなります。

例えば神頼みや占い等です。

また、誰かに人にすがりたくなるものです。その状況や背景には様々なものがあります。

そして、神秘的なものや他者にすがることでの損失(デメリット)もあります。

 

 

神秘的なものに惹かれる、すがりたくなる状況

① 自己効力感の欠如

私たちは自分たちの力や知識、経験だけではどうにもならない、自分たちにとって重要な問題や困難に直面したときに、神は万能であると信じることで得られる精神的な支えや安心感を求めることがあります。

その際、自己効力感が欠如し無力感を感じますが、神秘的な存在=超自然的な力を信じることで、自分では解決できない問題に対しても対処できるという感覚を得ようとしています。

 

② 不確実性や不可知性に対する不安

直面している問題の解決方法や結果が不確定であると感じると、脳の進化的な仕組みにより人は不安や恐れを感じることがあります。

その場合、神などの超自然的な力を信じることで未知の力に対する恐れを取り除き、不確実性を解消することができます。

 

③ 頼れる相手がいない

人々が直面する問題は、時には頼れる相手がおらず絶望的に思えるものもあります。

そのような場合、超自然的な力を信じることで望みを持ち、希望を抱くことができます。

 

 


神秘的なものに惹かれる、すがりたくなる背景

① 人の自然な欲求

科学的には証明・理解できないものについて、神秘的な存在や概念を採用して証明・理解し、より深い意味や価値を見出そうとする人の自然な欲求があります。

※主に文化的な表現や信仰に反映されています。

 

② 伝統や文化的価値観

古来から続く文化的な価値観や宗教、信仰による神秘的な概念の役割により、解決が難しい問題に対して答えを提供してもらい、不確実性や恐怖から解放してもらうことができると信じられています。

直面している問題の解決方法や結果が不確定であると感じると、脳の進化的な仕組みにより人は不安や恐れを感じることがあります。

その場合、神などの超自然的な力を信じることで未知の力に対する恐れを取り除き、不確実性を解消しようとします。

 

③ 「超自我」や「アイデンティティ」の存在

幼少期~青年期における超自我やアイデンティティの形成の過程で生まれた、「親やそれに代わる役割の人に、無意識のうちに権威や畏敬の念をいだける存在を求め、安心感を持ちたい」という欲求があります。

 

④ 日常の生活に飽き足らないものを感じている

日常の生活に飽き足らないものを感じており、そこから脱出し、非日常的な体験をしたいという欲求があります。

 






 

他者にすがりたくなる背景

他者にすがりたくなるのは、人間は社会的な生き物であり、他者との絆や支援が生きるうえで不可欠であるためです。

他者に話を聞いてもらったり、アドバイスを受けたりすることで、問題の解決策を見つけるためのヒントを得たり、自分が一人ではないという安心感を得たりしようとします。

 

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